【東京グルメ】桜なべといえば吉原の中江です!
こんにちは、斉藤カラスです!
東京はおいしいものがそろっていますが、大阪の粉もののように『これ食べてけ!』っていうグルメがない印象があります。
しかし、昔からこの地にあるグルメがあります。
それが鍋です!
今回は明治から続く桜鍋の老舗、中江さんに行ってきました!
桜鍋とは
桜鍋とは馬の肉をすき焼きのようにした鍋です。
ヘルシーで栄養価の高い馬肉を堪能できるので、昔から吉原の歓楽街で夜遊びをする人たちの御用達となっていたわけですね!
あしたのジョーの舞台にもなっている場所
お店の場所は東京吉原のはずれにあります。
最寄り駅は「東京メトロ日比谷線三ノ輪駅」や「都電荒川線の三ノ輪駅」になりますが、駅からは10分くらい歩きます(^^;)
お店の近くは『あしたのジョー』の泪橋の舞台になったところということで三ノ輪駅から歩いていくと途中で矢吹丈の等身大モニュメントがあり、2ショット写真も取れます(笑)

佇まいがクールですねぇ。
さて、丈に別れを告げて少し歩くとお店が見えてきます。
桜なべ中江
美味しい桜鍋に期待を胸に膨らませ、足取りも軽く進んでいくと右手に大正建築の風情ある建物が見えてきます。

めっちゃいい!これぞ東京の老舗!
すぐさまお店にIN!
店に入ると玄関でお店の方が元気よく迎えてくれます。
店内は座敷にテーブルがいくつか並んでいるスタイルで仕切りはほぼありません。
2階もあるようなのですが、1階に案内されたので分からず…
料理は一品料理を頼むこともできますが、コースも選択できます。
通なら『一品料理を頼みつつ日本酒!』というのもありですが、今回は『中江』を堪能したいので定番コースを頼みます。

とりあえず先付け・サラダで焦る気持ちを落ち着かせます。


サラダにかかってるドレッシング旨い…
…なんて思っていると来ました。馬肉といえばとりあえずこれ、馬刺し!

玉ねぎをくるんでショウガ醤油で頂きます。
んー、旨い!
さっぱりしているのに旨味がしっかりありますよ。
続いて、運ばれてきたのは燻製です!

馬肉の燻製はお酒によく合う!
ここでコースには無いのですが、どうしても食べたかったので別で頼んでいたものが来ました。

馬肉ユッケ!
さっぱりとしたお肉に卵とごま油が絡んでお酒がすすむ!
生肉ってなんでこんなにおいしいのでしょうか?
馬刺しに舌鼓を打っていると馬刺し握り寿司が登場!!

生肉で旨いんだから寿司にしてもうまいに決まってるでしょ!!
絶品お寿司に舌鼓を打ち、食欲のエンジンを温めていると…
馬肉ステーキきた!

ヘルシーな赤身肉に濃い目の味付けがサイコーです!
この時点で日本酒が3本目に突入w
いい感じに(自分が)出来上がってきたところで本丸の桜鍋の準備が始まります!

酔っぱらってていい写真が取れない…
まずは馬肉から割り下に投入して煮えるのを待ちます!生でも食べれるお肉なので煮すぎないように要注意。

これまでいろいろ料理が来ていたので馬肉はちょこっとかと思っていましたが、2皿も来ました!(2人でお邪魔しているので二人前です)
お皿に載っている黒っぽいのは味噌で、桜鍋に味噌を入れるのはこのお店が発祥だとか。
最初は味噌を入れずに、途中から味噌を入れて味の違いを楽しみます!
…これですよ、これ!
ミディアムレアの肉の触感と力強い肉の味!
そこに極上の割り下の味が染みて最高です!!
生から鍋までしっかりと馬肉を堪能。

ある程度肉を食べたら残りはすき焼きのようにして鍋を楽しみます。
生卵と白米、赤だしがついているのでここからはお酒をクールダウンしてお食事タイム。
牛のすき焼きもいいですが桜鍋のほうが脂っこくなくて飽きが来ませんね(^^*)
すっかり桜鍋を堪能…
しかしこれだけでは終わりません!
あるんです。白米と卵が!

卵でとじた雑炊がキターーー!!
これを食べるために来たんだ…(錯乱)
馬肉のうまみが染み出した鍋に白米と卵が絡み合う最高のハーモニーで胃袋はノックダウン!

最後にデザートをいただいて本日のディナーは終了。
大満足です。
まとめ
帰り際レジ横の鴨居の上に11代目市川團十郎のサインを発見しました。
このお店のいたるところに置いてある物が歴史的価値があるものらしく、その道の人が見ると素晴らしい一品なのだとか。
アサヒビールの本社にもないようなアサヒビールのラベルがあるとかないとか…
歴史のあるお店に歴史のある味。
まさに東京グルメと呼ぶにふさわしいのではないでしょうか!?
東京に来ても名物がないと思っているあなた!
東京は鍋が地域飯ですよ!
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