眺めは最高!だけど人を選ぶ?長野白馬・倉下の湯
こんにちは、斉藤カラスです!
長野の白馬では透き通ったアルカリ性温泉が多いのですが、白馬塩の道温泉は茶褐色の中性温泉でちょっと変わっているので入りに行ってみました。
長野 白馬 倉下の湯
JR白馬駅から八方尾根方面へ向かい、八方交差点で右折→栂池高原方面へ右折。
白馬大橋を渡ると右側に現れるのがここ、倉下の湯です。
倉下の湯メモ
HPには以下のように書かれています。
「白馬塩の道温泉」の由来は、その昔日本海から内陸へと塩や海産物を運んだ交易路「塩の道(千国街道)」が白馬を通じていること、また、塩分を多く含む湯で、舐めると独特の塩辛い味がすることにちなんで命名されました。
北アルプスを遙かに望む露天風呂で、絶景を独り占め。
近くを流れる松川の流れに耳を澄ませ、褐色のにごり湯をお楽しみください。
倉下の湯はナトリウムー塩化物ー炭酸水素塩泉です。
塩化ナトリウム=「塩」なので塩の成分が溶け込んでる温泉ですね。
傷があるとしみるかもしれません。
ここは施設が古く、よく言えば味があります。
斉藤が行ったときは受付をお年寄り方がやっていたので、施設も人もずっと昔からここに在って、自分はその時間の一部にお邪魔させていただいてるだけなんだな、と感じでしまうような雰囲気でした。
脱衣所はきれいにされています。
ただし、貴重品ロッカーは100円投入すると戻らないシステムなので入浴料+100円かかると考えてください。
貴重品ロッカーを使わないと、何かあった時にどうしようもなくなりますから絶対に使いましょう!
お風呂は露天風呂のみ、洗い場の先にあります。
洗い場から一歩外に出ると、というより洗い場からでもわかる。
露天風呂からの眺めは最高です!
八方尾根を眺める景色はまるで絵画のよう。
この景色だけで疲れが吹き飛びます!
泉質は先ほども書いた通りナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉でpH6.9の中性温泉。
特に多い成分はナトリウムイオン2382mg/kg、マグネシウムイオン198mg/kg、塩化物イオン2628mg/kg、炭酸水素イオン3520㎎/kg、メタホウ酸416mg/kg、遊離二酸化炭素1094mg/kgといったところ。(H30年時点の温泉成分表より)
ナトリウムイオンと塩化物イオンが多いので塩の湯。
炭酸水素イオンが多いので「美人の湯」に該当します。
また、二酸化炭素が多いのですが炭酸泉という感じではありませんでした。
泉質は素晴らしいです。
しかし、問題は湯船。
屋根付き木造の湯舟で風情があるのですが、古すぎて木くずが湯船に浮かんでしまっています。
これを汚いと思う人もいるはず。
また、湯船の中はステップがあって2段になっているのですが、褐色の湯色のせいでよく見えません。
足を踏み外さないように気を付けて入ってください。
また、ステップがガタつくところもあるので注意が必要。
温泉に浸かっているとやや金属っぽいにおいがしますが、褐色のお湯なのでおそらく鉄のにおい。
塩味がするらしいですが飲める温泉ではありませんし、何となく飲む気が起こりません。
雰囲気はいいんですが…んー、昼よりも夜行った方がよいと思います。
古さはよく見えませんし、電気が付いていないので星空とか見えてきれいだと思います。
まとめ:泉質最高!雰囲気最高!でも古い!
倉下の湯HP
http://www.kurashitanoyu.com/index.html
長野県北安曇郡白馬村北城9549−8
TEL:0261-72-7989
入浴料:大人600円 子供300円
営業時間:9:00~18:00 (冬季)10:00~22:00
休館日:年中無休
評価基準 特A…地域最高、A…大満足、B…納得満足、C…悪くないけど物足りない、D…もう少し改善してほしい、E…それ以下 |
眺望(景観):A
泉質:A
秘境感・〇・・・リゾート感・・・・・日常感 |
満足度:B
コメント:素晴らしい景観だが、湯船が気になる。
褐色のにごり湯でぬるめのお湯なので、景観を眺めながらゆっくりと温泉を堪能できる。
朝行ったからなのか分かりませんが、斉藤はこの温泉のにおいが体に合いませんでした。
鉄のにおいだけならよくあるのですが、ほかに混じっているにおいが何だか分かりませんが…何かが混じっている。
ガスの影響かもしれませんのでその時だけだったのかも知れません。
年中無休でやってますが、少し休んで湯舟を新しい木にしてほしいなぁ。そんなお金ないだろうなぁ。
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