国民年金と厚生年金はいくらもらえるのか?徹底チェックしてみた!【2018】

2018年4月14日年金

こんにちは、斉藤カラスです!

皆さんは将来に向けた蓄えはどのくらいあるでしょうか?ほとんどないという方もいらっしゃると思います。そんな方でもほぼ強制的に資産として形成されているものがあります。

そうです、年金です!

今回はそんな年金が、一体どのくらい老後に役に立つのかを調べてみたいと思います。

国民年金の満額支給額は年間約78

日本年金機構によると、H29.4月に年金がもらえる人の国民年金年金額は満額で779300となっています。ひと月当たり64900ですか。しょぼいですね…

ちなみに20歳から60歳までの40年間加入期間があるので、学生であったり転職活動中であったりして払っていない期間があればその分減額されます。

4年間払っていなければ4/40年で90%しかもらえない計算です。ひと月当たり58400円…。これだけではとても生活していけませんね…

働いていればよりグレードの高い厚生年金にクラスチェンジ!

それでは厚生年金はどうなんでしょうか?サラリーマンとして会社勤めをすると会社と折半で厚生年金の支払いを行います。

厚生年金には定額部分という国民年金相当部分があるので、厚生年金をもらえる人は国民年金はもらえません。注意してくださいね!

厚生年金っていくらもらえるの?

それでは厚生年金は実際いくらもらえるのでしょうか?

日本年金機構のHPに年金額の計算方法が載っていますが、非常に複雑で面倒です。しかも今後の経済状況や自身の給料水準による変動があるので、ざっくりでしか算出することができません。

それでもアタリをつけることはできますので、自分がどのくらい厚生年金がもらえるのか調べてみたいと思います。

厚生年金は国民年金相当の『定額部分』とプラスαの『報酬比例部分

厚生年金は定額部分と報酬比例部分に分かれています。定額部分が国民年金相当部分報酬比例部分がプラスαの部分です。計算式は以下のようになります。(複雑なんで計算式は飛ばし読みしても構いません^^;)

 

定額部分=1625円×生年月日に応じた率×給料天引きされていた月数(上限480

 

私を含め、昭和21年以降生まれの方は定額部分の単価は1.000のようですので、大卒で23歳から37年働いていたとすると

 1625円×1.000×37年×12カ月年額721500

これが国民年金相当の年金額になります。

20歳からしっかりと国民年金を支払っていた方は37年のところを40年で計算するので年額78万円になります。

 

プラスαの報酬比例部分は以下の式で計算します。

 

 報酬比例部分=平均標準報酬月額(生涯月給の平均)×報酬比例部分の乗率/1000×給料天引きされていた月数

 

21年以降生まれの方は報酬比例部分の乗率は5.481のようですので

平均標準月額報酬×5.481/1000×37年×12か月

で計算できます。ここで、平均標準月額報酬がいくらかについては毎年変わります。

平均標準月額報酬とは簡単に言うと(自分の生涯年収)/(働いた月数)です。

自分の生涯年収は、「物価の変動率である『再評価率』を毎年ごとに掛けて足したもの」であるのでそれらを毎年計算したものの合計が平均標準月額報酬となります。

 エクセルにまとめてみた

難しいのでエクセルで表にしてみました。再評価率は毎年変わりますし、生涯平均年収なんて今わからないのであくまで参考程度です。

画像のリンク

上の表で再評価率は一番低いH29のもので計算しています。また、20歳からちゃんと国民年金を支払っている人は厚生年金定額部分が4年分増えます。

税金のところは手取りを算出するために記入しているだけなので気にしないでください。

見るところは一番右の「手取り厚生年金」のところです。

ここが将来もらえる厚生年金となります。

年金の受取額は、今後の物価や平均賃金によって変わってくるのであくまでも参考程度に考えてくださいね! 

20万円の年金生活をするには生涯平均年収880万円も必要!?

年を取ってから月にいくらかかるのかわかりませんが、月20万円あれば楽しく暮らしていけるのではないかと思っています。持ち家か借家かにもよりますけどね。

そう考えた時、ざっくり生涯平均収入は880万円も必要ということになります!!!

…えー、斉藤的将来展望では、このままではとても達成できない年収です。

しかも生涯平均年収880万円なので、880万円ももらっていない現状分を将来に補填するとなると、今すぐにでも1000万円プレイヤーにならなければなりません。

えぇ、不可能です!

これでは年金で生活するのは不可能ということになりそうです。

繰下げ受給をして70歳から年金を受け取れば生涯平均年収500万円で月20万円の年金がもらえる!?

しかしまだ道はあります。

年金には繰り下げ受給というのがあって、5年間年金の受け取りを我慢すればもらえる額が42%もアップするのです。

70歳から年金を受給することで、年間240万円の年金を受け取るための生涯平均年収を500万円にまで下げることができます。

まあそれでも頑張らないと届かないですが、1000万円プレイヤーを目指すよりは現実的ですね。

年金定期便で自分の現在の年金情報をチェック!

年金を支払っていると、年に1回年金定期便が日本年金機構から送られてきます。

先ほどの表がどの程度正確なのか調べつつ、自分の現在の標準月額報酬や今迄に納めた年金保険額がどのくらいなのかがわかるのでちょっと確認してみましょう。

年金定期便が送られてこない人は知らないうちに「送付なし」にされているかもしれないので、その場合は日本年金機構HPから郵送依頼をしましょう。

年金定期便にはねんきんネットへのアクセスキーが記載されています。これを使って現在の給料で60歳を迎えた時の年金額が簡単に予想できます。

ねんきんネットへは日本年金機構のHPにあるリンクから入ることができます。下の画面の右上の赤く囲った部分ですね。

ここをクリックしてユーザーIDとパスワードを入力すればねんきんネットにアクセスできます。

マニュアルを見ながら操作をし、簡単試算というボタンをクリックすれば現在の仕事を続けた場合の60歳から受け取れる年金額が算出されます。

もし繰り下げ受給をして70歳から年金を受給したければ、その額に142%をかけてあげれば70歳からの年金受給額が計算できます。

非常に便利ですので、皆さんも是非やってみてくださいね! 

サラリーマンの平均年収は422万円

H28年のサラリーマンの平均年収は422万円らしいです。

この数値はあくまで平均なので参考程度ですが、生涯平均年収が422万円だった場合、70歳からの受給で貰える年金の額は月額約18万円です。

18万円もらえれば派手な暮らしをしなければ生活していけるのではないでしょうか。

しかし、これを65歳からの受給とすると月額約12万7500となります。

これだけではとても生活できませんね…

これらのことから、しっかり働いて定年を迎えても、ちゃんと資産形成をしていなければ今流行りの下流老人に一直線であるこということが言えます。

下流老人にならないために

日本は寿命も延びていますし、しっかりと老後のことを考えなければ下手に長生きしても苦痛なだけということになりかねません。

やはり将来のことを考えて、ある程度資産形成をしておく必要がありますね。

一般的な定年は60歳なので、65歳まで5年、70歳まで10年の生活費も蓄えておく必要があります。月20万円の生活は5年で120010年で2400万円必要です!

このあたりのことを理解せず、無計画に浪費してしまうのは非常にまずいということが今回分かったのではないでしょうか。

若いうちから正しく資産形成をするのが大事

定年間際になってから数千万単位のお金をねん出しようとしても、そう易々とできるものではありません。

退職金が出る方はいいですが、少なくとも私は出ません。

たしか勤続年数×10万くらいだったと思います。37年勤務で370万円です。全然足りません!

この状況を打開するためには、若い頃からしっかりと資産形成をしておく必要があります。

そしてやはり国民年金・厚生年金は大事です。なぜなら、公的年金は死ぬまで受給できるからです。

ですので、もらえる額を多くできる繰り下げ受給は必須であり、それまでの10年間の生活費を用意することが大事なのです。

この60歳からの生活費は生きていれば必ず必要なものですので、私はまず『70歳までの生活費』を工面する方法を見つけていきたいと思います。

長くなってしまいましたので、どのように工面するかは次回以降にしたいと思います。

まとめ

年金はできるだけ繰り下げ受給する

お金もないのに会社を辞めようとしない

若いうちからしっかりと資産形成をしておく

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!

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