信玄の隠し湯で有名な下部温泉の近くで日帰り温泉【不二ホテル】
2019年3月10日に中部横断自動車道が六郷から下部温泉早川まで開通しました。
山梨の下部温泉といえば信玄の隠し湯として有名ですが、元々の湯治場としての歴史があるからか長期滞在向けで日帰りお断りの宿もあるなど気軽に立ち寄りづらい雰囲気があります。
そんな下部温泉郷の端にある湯沢温泉に、下部温泉と同じカテゴリーに当たる冷鉱泉の名湯が日帰りで入れるので行ってきました。
不二ホテル
中部横断自動車道下部温泉早川から車で約5分。
途中『ほんとにここ車通っていいの!?』という細い立体交差道をくぐって、小さな橋を渡ったところに風情のある旅館があります。
ここが不二ホテルです。
ホテルと名前が付いていますが、見た目は旅館です。

立派な建物で非常に趣がありますね。
そして迎えてくれた館主がさわやかイケオジ(イケてるおじ様)なのが好印象です。
人当たりの良さがにじみ出ていてめっちゃ笑顔で迎えてくれます。
サービス業のセミナーの講師になってここでセミナー開けばいいのにというくらい素晴らしい方でした(笑)
斉藤は温泉に行っても受付の方の印象があまり残らないほうなのですが癒される感じがしました(こんなところも含め湯治なのでしょうか?w)
昭和初期からやっている宿ですが、玄関からお風呂場までの廊下もしっかり掃除がされていて非常にきれいです。
宿泊施設の日帰り入浴を500円で堪能できるのは非常にありがたい。
温泉成分表が見当たらなかったので成分は分かりませんが、無色透明の源泉からは硫黄のにおいがしていたので施設の説明通り硫化水素泉で間違いないようです。
内湯は大小二つの浴槽があり、小さいほうが『冷鉱泉を温めたあつ湯』で大きいほうが『源泉かけ流し+あつ湯のお湯が流れ込むぬる湯』です。
時期にもよりますが夏はぬる湯から、冬は寒いのでとりあえずあつ湯で身体を温めてからの交互入浴がおすすめ入浴法。
火照った体をぬる湯で冷やし、落ち着いたらあつ湯で身体を温める。
これを繰り返すと湯上りで真冬でも汗をかくくらい身体が温まります。
斉藤も実際帰りの車の中で身体が温まりすぎて窓が曇りました。
混浴もある
ちなみに男湯と女湯の間に源泉かけ流しの露天風呂もあります。
28℃の源泉かけ流し。
はい。冬は厳しいです!
3月に行ったときにちょっと挑戦してみましたがめっちゃ寒くて無理でした(笑)
逆に暖かい時期はプール代わりにちょうどいい気がします。
全国的に混浴も少なくなってきたのでそういう意味でも秘湯の類ですね。
まとめ
山梨県南巨摩郡南巨摩郡身延町上之平1525
TEL:0556-36-0219
入浴料:大人 500円(1時間) 小人300円(1時間)
営業時間:9:00~20:00
休館日:毎月第4月曜日・火曜日(第5週目のある月は第5月曜日・火曜日)
評価基準 特A…地域最高、A…大満足、B…納得満足、C…悪くないけど物足りない、D…もう少し改善してほしい、E…それ以下 |
眺望(景観):C
泉質:B
秘境感・・〇・・リゾート感・・・・・日常感 |
満足度:A
コメント:
景観に関しては露天風呂が冬はほぼ無理なのでこのようにさせていただきました。
きれいな中庭に囲まれているし周りに何もなく非常に静かなので、夏はかなり良さそうです。
身体の温まり方は感じられるレベルですさまじかったので免疫力が確実に上がりました。
源泉かけ流しの露天風呂を堪能したいので夏にまた行ってみたい。
惜しむらくは温泉成分表…
どこかにあったのだろうか?
見つけられませんでした。
高速道路の開通で寂れた下部温泉周辺に少しでも活気が出ればいいですね。
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